一人っ子を育てているママさんには、いくつか共通点が見られます。該当数が多いほど、いわゆる一人っ子ママっぽいと言えるでしょう。
一人っ子ママに共通する5つの特徴
一人っ子ママによく見られる特徴は次の通りです。
精神的にゆとりがあって優雅な雰囲気
一人っ子ママの一番の特徴は、余裕があるところです。精神的にゆとりがあって、どことなく優雅な感じを醸し出しています。子どもが一人ということで単純に時間的な余裕があるのもありますが、そもそも一人っ子は割と大人しく、「本を与えたら一人でずっと読んでいる」のように、それほど手が掛かり過ぎない傾向にあります。そのため、子育てで極限まで追い詰められるといったことになりにくいです。また、寝かしつけ、夜泣き、睡眠不足、イヤイヤ期…子育てをしていると、とにかくしんどい瞬間も多いと思いますが、一人っ子ママはこういった経験を二度とせずに済むという感じで、気が楽という人も多いです。
フットワークが軽い
一人っ子家庭は、子ども一人だけに目をかければ良いので、家族でどこかに出かけるハードルも低くなります。そのため、一人っ子ママは割とフットワーク軽く、色んな所に出かけている人も多いです。子どもが大勢いれば頻繁に旅行なども行きにくいですが、一人だと家族の負担も少なく、色んなところで気軽に遊びに行けます。子どもが小さくても、一人の面倒を見れば良いので、その点も楽です。
仕事や趣味など自分の時間を充実させている
一人っ子ママは、時間的な余裕を得られるため、自分の時間を充実させているという特徴もあります。子どもが小学校にあがれば、あとは仕事に復帰して、自分の好きな仕事を活き活きとすることもできます。また共働きになることで、金銭的な余裕も生まれ、さらに子どもは一人ということなので、金銭的な余裕も生まれます。専業主婦の場合は、趣味などで自分の時間を過ごしている人も多いです。こういった一人っ子ママさんは、複数子ママから「うらやましい」「ズルい」といった視線を受けることも多々あります。
子どもとの心理的な距離が近い
一人っ子ママは、子どもとの距離が近い特徴があります。例えば、子どもが女の子なら、友達のような関係性で一緒に買い物に行ったり、思春期になっても親子で親密な会話をしたりと、なにかと距離が近いです。子どもが男の子の場合も、母子で距離感が近いと思われる瞬間が多々あり、例えば大人になっても頻繁に連絡をしていたりします。そういった部分を客観的に見ると、やはり一人っ子ママは子どもとの距離感が近いという特徴が見受けられます。
やや過保護気味
一人っ子ママはやや過保護気味な特徴を持つ人もいます。例えば一人で行ける距離でも送り迎えをしてあげたり、子どもの友人関係や行動範囲を詳しく把握しようとしたり。何かを世話を焼いてあげて、そのくせ「うちの子は何もできない」と言ったりします。こういった一人っ子ママの子どもは、どちらかというとわがままで受け身な性格の子どもになりやすいです。
一人っ子ママは余裕感があって羨ましい?
一人っ子ママの特徴を総じて言うと、時間・精神・金銭的な余裕が生まれやすく、はたからみると羨ましいという印象を持たれがちです。とはいえ、全員が余裕を持っているわけではありません。むしろ、余裕がないがゆえに一人っ子を選択しているというケースも多く、一人っ子を選択する理由の50.7%は金銭的余裕のなさというデータもあるほどです(ひとりっ子ママ・複数子ママ調査)。
その場合、共働きで子どもを育てるといった具合で、時間的・精神的な余裕もそれほどなくなるでしょう。上記であげたものは、余裕のあるママさんの例でしたが、一人っ子ママさんも、複数の子どもを育てているママさんも、たいていはそれほど変わらないのかもしれません。
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